リンナイ&ノーリツ ガスコンロ2大メーカー徹底比較?!

こんにちは。自分たちでできることは自分たちでやってできるだけコストは抑えながら、少しでも快適でおしゃれな住環境にしたい!と日々考えている主婦あづさです。
リフォームやその他おうちのことを考えている皆さんのお役に立てるような記事を主婦目線でどんどん発信していきたいと思います。

今回はビルトインガスコンロの2大メーカーであるリンナイとノーリツのガスコンロについてそれぞれの特徴などをまとめてみましたので、少しでも購入・交換の際の参考になると嬉しいです。

ガスコンロの2大メーカーといえば・・・

ビルトインガスコンロの大手メーカーといえば、リンナイとノーリツが有名だと思います。それぞれのコンロには以下のような特徴があります。

リンナイ

グリル機能がとても充実しているのでお料理好きな方に人気があります。
リンナイのポイントとして有名なのは、ガラストップ天板にドイツのガラス製造メーカーショット社製CERANRを採用している点や、バーナー周りの熱を分散させることで焦げ付きを予防するイージークリーン構造、調理時に発生した煙とニオイを減らすスモークオフ機能などがあります。

ノーリツ(ハーマン)

すべての機種にSiセンサーを搭載。
ノーリツだけのポイントとして、ガスコンロの天板は汚れを水で浮き上がらせる親水アクアコート、バーナーリングカバーによるにこぼれブロック、ガラストップ天板の欠けを防ぐフレーム巻き上げ仕様、グリルの汚れを抑えることができるグリルクリーンモード機能などが有名です。
さあそれではそれぞれのメーカーについてみていきましょう。

会社情報

リンナイ

設立は1950年9月2日で、資本金は64億5,974万円(2020年2月公式サイト参照)。
こちらも給湯機器・厨房機器・空調機器などを生み出す総合熱エネルギー機器メーカーで、ビルトインコンロなどのガス機器分野では、歴史のある会社です。製品の重要な部分はすべて自社で開発し、加工から組立までを内製で一貫生産しており、製品の安全性と高品質に強いこだわりを持ち続けている会社です。
ガラストップ天板は、ドイツのガラス製造メーカー、ショット社製CERANRを採用しております。

ノーリツ(ハーマン)

設立は1951年3月。資本金は201億6,700万円(2020年2月公式サイト参照)。
温水空調分野・住設システム分野・厨房分野などの製造販売を行うメーカーです。
ハーマンと業務提携以降、先進的な技術を積極的に取り入れたビルトインコンロを次々と生み出してきました。
ちなみにハーマンは、両面焼きグリル付のビルトインコンロや、グリルでダッチオーブンが使えるビルトインコンロなどもが業界で初めて開発した会社。
提携後、2014年からは厨房機器のブランドも「ノーリツ」に統一しています。

どちらも技術力・開発力をしっかり自社内に持った押しも押されぬ大企業という感じですよね。住宅設備の中でも万が一のことを考えると、もっとも重要度の高い設備のひとつでもあるガス機器。やはり実績のあるしっかりした企業の製品が安心して使えるのではないかと思いますが、そういった観点では2社とも互角かもしれませんね!

商品比較① ハイグレード

リンナイ

リンナイはデリシアという機種を提供しております。

1.調理機能のポイント

リンナイのコンロにはどの機種も必ず焼き網が搭載されています。焼き網に加え、グリル調理の幅が広がる「ザ・ココット(蓋つき)」や、焼き網のお手入れの煩わしさを軽減できるオリジナル専用調理器具の「ココットプレート」も使えるのが特長です。

 

2.お手入れのポイント

リンナイのガラストップ天板は、素材そのもので出来ており、硬いのが特徴です。そのため、焦げ付きや、固着した汚れにはスクレイパーを使用することが可能です。よく焦げ付き汚れを作ってしまう方などにオススメです。また天板裏にアルミパネルを装着し、熱を分散させることにより、天板の温度の上昇を抑える技術「イージークリーン」も搭載。 

3.デザイン

5色から選べるガラストップ色とスタイリッシュなステンレス五徳が特徴です。また点火するとオレンジ色に光る点火ボタンで、少し離れた場所でもコンロの使用状況が確認できます。 

4.メーカー希望小売価格

デリシアシリーズのメーカー希望小売価格は325,600円(税込)~

ノーリツ(ハーマン)

一方、ノーリツ(ハーマン)が現在ハイグレード商品として提供しているのはプログレという機種。

1.調理機能のポイント

プログレは、焼き網がなく「マルチグリル」を搭載しています。マルチグリルは、面倒な焼き網のお手入れの開放のために開発された新しい発想のグリル。浅型で、底面には傾斜がつき余分な油も落とすことができる「プレートパン」と、グリル機能を使ってで煮る・蒸すが可能になった深型の「キャセロール(蓋つき)」を用いて調理を行ないます。キャセロールでのグリル調理はオーブン代わりにも使えるのでパンやスイーツを作ることもできます。

また、業界初の「燻製モード」「低温調理モード」で専用の料理器具は使わず、本格的な料理も可能になりました。網が無くなったことにより、お手入れの手間を気にせずグリルをフル活用できるのが魅力です。

 2.お手入れのポイント

天板には、ノーリツだけの「親水アクアコート」という水だけで汚れを落としやすくする特殊コートが施されていますので、調理後のお手入れを簡単にしたい方にはオススメです。

3.デザイン

プログレシリーズの天板カラーは、プラチナシルバー、エレガントグレー、トリアングルブラックス、トリュフブラウン(プログレプラス)。五徳もステンレスとホーローの2色があります!
操作は音声ガイドと光るボタンで、次に選択できるボタンが光ってお知らせしてくれるなどナビゲート機能も充実しています。

4.メーカー希望小売価格

プログレシリーズのメーカー希望小売価格は325,600円(税込)~
さすがハイグレード機種・・・ということで定価はしっかりしておりますが、棟梁ドットコムではお手頃価格でご提供可能ですので、ぜひお気軽にお問い合せ下さい!

商品比較② ミドルグレード

リンナイ

リンナイからはリッセをご紹介いたします。

1.調理機能のポイント

こちらもココットプレートにも対応しており、多彩なお料理がグリルで楽しむことができます。

2.お手入れのポイント

デリシアと同じくスモークオフや、イージークリーン機能搭載。

 3.デザイン

他メーカーではあまり見かけないピンクやブラウンを含む4色のカラーバリエーションが嬉しいですね!

 4.メーカー希望小売価格

リッセシリーズのメーカー希望小売価格は236,500円(税込)~

ノーリツ(ハーマン)

ノーリツからはピアットシリーズをご紹介いたします。

1.調理機能のポイント

ピアットにもマルチグリル搭載機種があります。
またシリーズ全ての機種にオートグリル機能が付いており、焼き魚はもちろん多様なメニューがワンタッチで選べます。

2.お手入れのポイント

天板には、こちらも親水アクアコートがしっかり施されています!

 3.メーカー希望小売価格

ピアットシリーズのメーカー希望小売価格は210,000円(税込)~

とはいえ、どちらが結局いいの?

・・・って思っちゃう方、多いと思います。
「このコンロおしゃれ」「わ―こんな機能もあるんだ!」「でもここまで使いこなせるかなぁ?それよりはお手頃な方がいいかも」などと、わたしも見れば見るほど迷ったクチです。

今回紹介したのは本当にごく一部のコンロです。ごく一部なのに、カラーバリエーションやオプションなどについてもセレクトするとなるとかなりの幅が出てくるので、その中から最適な1台を選び取るのはなかなかの大仕事です。

基本的にコンロは毎日使うものになるはずですし、できれば長く使えるものにしたいですよね。
後悔しないよう、たとえば「お手入れだけはぜったいにぜったいに簡単な方が良い!」などのご自身の譲れないポイントをしっかり業者さんに伝え、アドバイスをもらうのが一番賢い選び方かもしれません。

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