こんにちは。自分たちでできることは自分たちでやってできるだけコストは抑えながら、少しでも快適でおしゃれな住環境にしたい!と日々考えている主婦あづさです。
リフォームやその他おうちのことを考えている皆さんのお役に立てるような記事を主婦目線でどんどん発信していきたいと思います。
給湯設備を交換したい。あるいは新築で給湯設備を検討中の皆さま、家計にやさしくなおかつ自然環境にもやさしいと評判のエコキュートも検討してみませんか?
初期費用もお手頃になったり、タンクがスリムになってきたり、以前に比べて導入しやすさがUPしているエコキュート。
今回はそのエコキュートのメジャーなメーカーを紹介していきます。
給湯設備の検討の際、参考にしてくださいね!
エコキュートのメリット
まずはおさらい・・・といいますか、エコキュートのメリットのご紹介。
エコキュート導入の一番のメリットは家計に優しいこと。各電力会社が提供しているお得な深夜料金の電気を使い、お湯を沸かすためとても経済的。
初期費用はガス給湯器などの比べると少し割高にはなりますが、長い目で考えると充分に元を取ることもできますので、ぜひ検討してみてくださいね。
ちなみにオール電化の場合は、そのお得度もさらにUPします!
またもう一つのメリットに、断水時などにもお湯が利用できる点が挙げられます。
エコキュートはタンクにためた水を沸かしておく仕組みですから、万が一の断水時もタンク内の水を利用することが可能。
そしてもう一つのメリットは、環境にも優しいという点。温暖化・エネルギー問題などこれからの時代を考えたときに、再生可能エネルギーを活用するエコキュートはまさに未来を見据えたこれからの給湯器・・・かもしれませんね。
エコキュートのメーカー
エコキュートを提供しているメーカーで主だったものは以下のメーカです。
- パナソニック
- 三菱電機
- ダイキン
- コロナ
- 東芝
- 日立
2014年のリフォーム産業新聞の調べによると、メーカー別のシェアとしては、パナソニックが約30%、続いて三菱電機が25%、ダイキン工業が約20%で、コロナが15%、そして東芝・日立などのその他メーカーが続くような形となっているようです。
近年のデータでは三菱電機がパナソニックを抜き、トップとなったったりもしているようですが、とにもかくにもパナソニック・三菱電機・ダイキン工業が3強というのは間違いないと思います。
ちなみに2020年4月の価格ドットコム住宅設備・リフォーム部門の売れ筋ランキングでは、1位の商品は三菱電機のエコキュート フルオートダブル追いだき 370L、2位は同じく三菱電機のエコキュート フルオートダブル追いだき 460L、3位はダイキン工業のエコキュート フルオート 460L、4位はパナソニックのエコキュート NSシリーズ フルオート 370L、そして5位はコロナのエコキュート ハイグレードタイプ フルオート 370Lとなっています。
いずれにしても、パナソニックと三菱電機でおよそ半分のシェアがあるので、特にメーカーに強いこだわりがない場合は、多くの人が選んでいるパナソニックと三菱電機のエコキュートを選ぶ、というのも良いと思います。
それぞれのメーカーの特徴など
パナソニック
【特徴】
- 太陽光発電システムと連携可能
- 省エネ機能が充実
- 寒冷地向けのエコキュートの性能アップ
【イチオシ機能】
- センサーで浴室に来た人を感知し、加熱開始する「エコナビ」
- 夜の沸き上げ時にかかる費用を節約「ぬくもりチャージ」
三菱電機
【特徴】
- 太陽光発電システムとの連携が強化
- 手間をかけずに快適な入浴をサポートする機能が充実
【イチオシ機能】
- 自動で配管部分などを洗浄する「バブルおそうじ」
- マイクロバブルバス「ホットあわー」
- 残り湯の熱で節約する新機能「ホットりたーん」
ダイキン
【特徴】
- こだわりの入浴スタイルが楽しめる
- 全機種が井戸水に対応
【イチオシ機能】
- 美容対策などにおすすめの「マイクロバブル入浴」機能
コロナ
【特徴】
- 入浴事故を予防する機能を強化
- 高い省エネ効果
【イチオシ機能】
- 年間給湯保温効率(JIS)4.0という高い数値を達成「ES制御」
- お風呂の湯量を10L単位で設定できる「節水モード」
東芝
【特徴】
- 各部に関して5年間の保証が標準
- 口コミなどでも高評価の「銀イオンの湯」
【イチオシ機能】
- 銀イオンによる除菌・防臭「銀イオンの湯」
- フルフラットでおしゃれな光タッチリモコン
日立
【特徴】
- 飲水としてそのまま使うこともできる水道直圧給湯
【イチオシ機能】
- 水道直圧給湯で実現する大満足の「パワフルシャワー」
- 約2倍の速度でお湯張りできる「ナイアガラ倍速湯はり」
- 井戸水など硬度の高い水に対応「ナイアガラタフネス」
エコキュートの選び方
さて、ではいざエコキュートを選ぶぞ!というときは以下のステップを確認していく必要があります。
STEP①エコキュートの種類
STEP②エコキュートのサイズ
STEP③エコキュートの形状
STEP④エコキュートの給湯タイプ
エコキュートは、まず使用する地域によって「一般地用」「寒冷地用」「塩害地用」の3つの種類から選ぶ必要があります。
機能から先に選んで「このエコキュートにしよう!」と楽しみにしていたのに、お住まいの地域によっては設置できない場合もありますので、まずこのSTEP①を忘れないように!
お住まいの地域で使えるエコキュートがわからない場合などは業者さんに相談しましょう。
STEP①の使用地域による種類選択の次はSTEP②。タンクの大きさを検討します。利用するお湯の量は家族の人数や、お湯の使い方によって変わりますので、以下の表を参考に必要なサイズを検討してみましょう。少し余裕を持たせた湯量のタンクにしておいた方が安心かもしれません。
タンクの容量が決まったら、次はSTEP③エエコキュート設置場所の確認です。設置場所によって、「角型」「スリム」「薄型」の中からタンク形状を選びます。メーカーによっては他の形状のものもありますので、このSTEPからは業者さんの専門的な意見も参考にしたほうが良いかもしれませんね。
そして、生活スタイルによってエコキュートの給湯タイプを選びます。
給湯タイプには、お湯はり・保温・足し湯・追い焚きなどを自動で行うフルオートタイプ、お湯はりを自動で行うオートタイプ(セミオートタイプ)、蛇口からの給湯ができる給湯専用タイプ、床暖房機能などが付いた「多機能タイプ」が存在しますので、ご予算・生活スタイル・さらに先にまとめたメーカーごとの特徴などから最適なエコキュートを選びましょう。