日立のIHクッキングヒーターその特徴とラインナップ

こんにちは。自分たちでできることは自分たちでやってできるだけコストは抑えながら、少しでも快適でおしゃれな住環境にしたい!と日々考えている主婦あづさです。

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ガスコンロからIHクッキングヒーターへの交換を検討中の皆さまに、今回は第2位のシェアを誇る大人気メーカー、日立のIHクッキングヒーターの特徴やラインナップについて紹介します!

日立IHクッキングヒーターのシェア

2014年にリフォーム産業新聞が調査したIHクッキングヒーターのメーカー別シェアについてまとめられた記事によると、システムキッチン部門のあるパナソニックが圧倒的に強く、ほぼ5割でトップシェア。2位が日立で約30%。3位の三菱電機の15%と合わせると、3社で市場を寡占している状況です。現在もこの順位に変動はなく、今回紹介する日立は、トップのパナソニックに次ぐ人気ということがうかがえます。

ちなみにメーカー別満足度では、日立は導入後の満足度も非常に高く、特にデザインの項目においては高評価との結果が出ているようです。

日立IHクッキングヒーターの特徴

IHクッキングヒーターシェア第2位の日立IHクッキングヒーターはどのような特徴があるのでしょうか?

日立のIHクッキングヒーターといえば、焼き網がなくお手入れ性も調理力もすぐれた【ラク旨オーブン&グリル】、3.2kwの大火力IH、天板が奥までフラットガラスでお掃除しやすい【フラットトッププレート】、調理中のトッププレートへの焦げ付きを低減する【ピュアなIH加熱】、火加減の難しい調理も簡単にできる【適温調理】【光・温度センサー】、オールメタル対応・・・などの機能面での充実に加え、4色カラーの液晶画面、ワンタッチ火加減調節など操作面、そして他では見られないパールホワイトカラーのトップカラーなどのデザイン面と、シェアトップのパナソニックに負けない独自機能と操作性・デザイン性を誇ります。

それでは日立IHクッキングヒーター自慢の機能をひとつひとつ詳しく見ていきましょう!

【機能面(調理)】ラク旨オーブン&グリル

上下のシーズヒーターからの過熱を、お手入れの大変な焼き網ではなく、日立独自の深めの専用調理皿で行なう【ラク旨オーブン&グリル】。上下にヒーターがあるので、裏返す手間なく外はパリッと中はジューシーに焼き上げることができます!少し浅めの【ラク旨グリル】は、魚焼きやノンフライ調理、過熱水蒸気調理などに。深めの【ラク旨オーブン】は、今までのグリル調理では作れなかった煮物や、火加減が難しかった魚の煮つけにと多彩なお料理に対応しています。

また、深さのある焼き皿(ラク旨グリル:4.1cm深、ラク旨オーブン:5.7cm深)での調理で、油跳ねがしにくくなるので、グリル庫内のお掃除が楽ちん。

さらに、こびりつきなどが取れにくく洗うのが面倒だった焼き網に比べて、フッ素コートの皿型の調理具はスポンジでさらっと洗うだけでキレイになるので、お手入れが本当に簡単。

そしてわたしがひそかにグッときたのは(笑)このグリル皿・オーブン皿、そして両方に共通の専用ふたがピタッと重なりグリル庫内に収納できる点!この細やかな心遣い!手狭に感じがちなキッチンに立つ人のことを良くわかってくれている気がします。

【機能面(調理)】3.2kwの大火力

手前の2口が3.2kwの大火力で、パスタ調理に必要なたっぷりの湯沸かしもスピーディーに。公式発表では0.5Lの水が沸騰するまでの時間が約1分22秒、1.0Lだと約2分19秒、4.0Lだと約8分18秒とむちゃ早(笑)。ちなみにうちは現在ガスコンロ使用中なのですが、この倍以上の時間がかかってます・・・。

【機能面(お手入れ)】フラットトッププレート

上面奥までガラスで、すっきり美しく、お手入れも普段はサッと拭くだけ・・・と、とても簡単。トッププレートの外周を囲むフレームも段差が少ない薄型フレームで、フレームとトッププレートの間に汚れが引っかかることもほぼありません。

【機能面(お手入れ・安全)】ピュアなIH加熱

日立IHクッキングヒーターの「ピュアなIH加熱」は、独自の高周波制御技術でトッププレートが鍋底温度よりも熱くならないため安心です。そのうえ、煮汁などが吹きこぼれてしまったとしても、トッププレートが熱くないので焦げ付きにくく、すぐに拭き取ることができます。

【機能面(調理)】適温調理&光・温度センサー

オールメタル対応機種では、鉄・ステンレス鍋に加えて、ガスコンロ時代から使い慣れていたアルミ・銅鍋もそのまま使えます。ガスコンロからIHクッキングヒーターに交換する際のデメリットとして挙げられる「使える調理器具が限られる」という点が、このオールメタル対応機種だと、随分軽減されますよね。

【操作面】4色の液晶画面

もう一つ、ガスコンロからIHクッキングヒーターに交換するときの注意点として挙げられる「炎が見えないため火力がわかりにくい」という点を解消する表示液晶画面。火力の強さが4色の液晶カラーでグリーン:とろ火、イエロー:弱火、オレンジ:中火、レッド:強火・・・と視覚的かつ直感的にわかります

【操作面】ワンタッチ火力ボタン

「とろ火」「弱火」「中火」「強火」のボタンを押すだけで、それぞれの火力に変えることができます。基本的にIHクッキングヒーターの火力調整は段階的に弱くしたり強くしたりという操作を行なうのですが、この日立独自のワンタッチ火力ボタンを使えば弱火から直接強火に切り替えるというような操作が可能です。ちょっとしたことかもしれませんが、毎回の調理シーンを想像してみると、かなり重宝しそうな機能です。

【デザイン面】パールホワイトのトップカラー

白い人工大理石のトッププレートになじむ、パールホワイトトップカラーのIHクッキングヒーターを用意しているのは、大手メーカーでは今のところ日立だけ。パールホワイトカラーのものは、同機種でも1万円程度高くはなるのですが、せっかくこだわってデザインしたキッチンだから少しお値段がかかってもとことんおしゃれにこだわりたい!という奥さま・旦那さまは必見です。

日立のIHクッキングヒーターラインナップ

プレミアム

M350、M300、M200、M150、M100の型番となる10機種がプレミアム機種です。

価格帯は定価でだいたい40万円~50万円。

先に紹介したラク旨グリル・ラク旨オーブン・専用ふたが付属しており、手前の二口は3.2kwの大火力IH。350・300はオールメタル対応で、200は手前の一口のみがオールメタル対応です。適温調理・4色カラー液晶・ワンタッチ火力調整など紹介した全機能を搭載しています。

さらに350・150はスマホとつながるコネクテッド家電で、スマホの専用アプリで、本体にデータを転送することで火加減や時間設定はおまかせで調理することも可能に!

高級

M8、M9の型番となる6機種が高級機種です。

価格帯は定価でだいたい30万円~35万円。

先に紹介したラク旨グリル・ラク旨オーブンが付属。手前の二口は3.2kwの大火力で、鉄・ステンレス対応です。M9は適温調理・4色カラー液晶・ワンタッチ火力調整も対応していますが、M8は適温調理機能非対応です。

標準

M7の型番となる1機種が標準機種です。価格は約26万円。ラク旨グリルのみ付属で、火力は3.0kw。

わたしが選ぶなら・・・

現在はビルトインガスコンロを利用中の我が家。もし日立のIHクッキングヒーターに交換するなら、選びたいのはM200のシリーズかな?と思います。理由は、今までガスコンロだったので、アルミ鍋や多層鍋も少しあり、手前両方ともオールメタル対応である必要はないものの、一口くらいはオールメタルだと助かると思うことと、せっかく日立のIHクッキングヒーターを導入するならとラク旨グリル&ラク旨オーブンは堪能したいと思うこと。ラク旨グリル&ラク旨オーブンとIHの大火力は満喫したいので、グリル皿・オーブン皿・専用ふた付属で、手前二口は3.2kwの大火力を備えたこのシリーズをセレクトしたいと思います!

皆さんはいかがでしょうか?グリル機能の充実度・火力の強さ・オールメタル対応あたりで、ご希望の機種を絞って見ると良いかもしれません。

補足ですが、現在、日立のIHクッキングヒーターは奥の一口もラジエントヒーターではなくIHのものしか取り扱いがありませんのでご注意を!

参考 IHクッキングヒーター棟梁ドットコム