トイレメーカー比較!人気のタンクレストイレとリフォームのポイント

こんにちは。自分たちでできることは自分たちでやってできるだけコストは抑えながら、少しでも快適でおしゃれな住環境にしたい!と日々考えている主婦あづさです。

リフォームやその他おうちのことを考えている皆さんのお役に立てるような記事を主婦目線でどんどん発信していきたいと思います。

家の建て替えを考えていろいろと住設について情報を集めているのですが、トイレについて調べていたら「タンクレストイレが今人気!」というお話を聞くことがありました。

そういえば数年前にリフォームした実家のトイレも「タンクレス」になっていて、手洗い付きのタンク部分がなく、トイレ自体が木製のキャビネットにくっついているような見た目をしています。さらには自動で水が流れます。実は「自動で水が流れるなんて、余計な機能だな~」(笑)と思っていたのですが、実際に使ってみると、ずいぶん便利です。

さらにキャビネットの上についている小さな手洗いも自動水栓なので手をかざすだけで手が洗えます。

トイレで何やかんやに手で触れる必要がないって想像以上にストレス軽減します。

特にコロナ禍のこの時代ではなおさらです。

ちなみに、昔ながらのトイレへのリフォームに比べ、多少お値段はかかったように母は話していましたが、結果的には「少し奮発してもこっちにして本当によかった!」と大満足のリフォームになったようです。

今回は、タンクレスはじめ、トイレってどんなメーカーが作っていて、どんな種類があるのかなぁ?という疑問から調べてみた結果についてご紹介します。

トイレのメーカー

一般的にトイレのメーカーと言って誰もが最初に思いつくのはTOTOさんではないでしょうか?わたしもパッと思いついたのはTOTOさんでした。リフォーム産業新聞(2013年12月)によると、TOTO54%、LIXIL24%、Panasonic10%とやはりTOTOのトイレは厚い信頼を得ているようです。

そして上位3つのメーカーの特長を棟梁ドットコムの荒生さんのコメントを交えて紹介します。

TOTO

衛生陶器で100年以上の歴史があるTOTOはダントツで信頼できるトップメーカー。

いうまでもなく、大人気メーカーでどのモデルにおいても清潔・節水・洗浄力に注力された製品特徴が安定安心の魅力です。とりわけ「節水」についてはどこよりも卓越しており、日本のトイレを進化させてきたのはTOTOと言っても過言ではないはず!

ちなみに現在、温水洗浄便座のことをよく「ウォシュレット」と言いますが、ウォシュレットというのはTOTO製の温水洗浄便座の商品名(驚)で、TOTOの登録商標。現在はウォシュレットと言えば温水洗浄便座のことを指すと勘違いしている方も多いくらい(わたしもその一人でした・・・。)普及したというわけです。

TOTOのプレスリリースによると「ウォシュレット」は1980年に発売以来、1998年に国内・海外市場合わせて1000万台、その後2005年に2000万台突破。さらに2011年には3000万台、2015年には4000万台、2019年には5000万台を突破したそうです。

LIXIL

便器や水回り製品に限らず、あらゆる住宅設備を取り扱う国内最大級の総合メーカーで、その製品開発力を活かした製品ラインナップの多さが特徴的です。

利用者ニーズの高い機能を普及型の低価格モデルにも積極採用している為、利用者満足度が高いのもLIXIL製品最大の魅力。

なかでも普及機でもある「アメージュZ」シリーズは絶大な人気を誇ります。

Panasonic

家電メーカーとして培ったデザイン力で、他社にはない目を引くデザインが特徴的です。

陶器を素材として採用している他社と大きく異なり、便器素材に「有機ガラス系新素材」を採用しています。

撥水性に優れ、水垢が付きにくい為、汚れ落ちが良くお掃除がしやすい事が最大の魅力です。

3大メーカーの大人気タンクレス機種

TOTOのネオレストシリーズ

汚れや臭いを検知すると、洗浄、脱臭、除菌などで常に清潔なトイレを維持してくれる「きれいサイクル」機能がセールスポイント!汚れが付きにくい上、お手入れのしやすいTOTO独自開発のフチなし形状に加え、ウォシュレットのフチもなくして便器の形状に合わせているため、清掃性が格段にアップしています。

リクシルのサティスシリーズ

シンプルでどんなトイレにも合わせやすいデザインと、奥行き65㎝(サティスSタイプ)というコンパクトさが特徴のシリーズです。トイレ用に開発されたというアクアセラミックという素材は、汚れがつきにくく黒ずみなどが起こりにくいため長く使えると好評です。

またサティスシリーズはノーブルブラックなどの豊富なカラー展開で、他と違うこだわりのトイレを実現することもできます。

パナソニックのアラウーノシリーズ

アラウーノシリーズは、「流すたびに掃除してくれる」というコンセプトのタンクレストイレ。直径5mmのミリバブルで大きな汚れを除去したのち、直径60μmのマイクロバブルで小さな汚れを除去する「激落ちバブル」によるダブル洗浄機能が強みです。便器は汚れや水アカがつきにくい有機ガラス系の新素材でできており、効率的な洗浄ができます。

3大メーカー以外にも多くのメーカーが!

トイレメーカーの記事を調べていると、他にもジャニス工業・ジャパンコーラー・アサヒ衛陶・ネポンなどなど、わたしにとっては初耳のメーカーがたくさんあることに驚きました。

コロナ禍もあいまって、働き方や学び方などの新しい生活スタイルが受け入れられ始めている現代、長い時間を過ごす「家」というものへのこだわりが強まっていると聞きます。そういった流れから少しマイナーなメーカーに対する注目度も高まっているのかもしれません。またインターネットを経由することで世界中の商品を手に入れることもできるため、海外製のスタイリッシュなトイレなどの需要も顕在化している気がします。

TOTO・LIXIL・Panasonic以外のメーカーの特徴などは次の通り

ジャニス工業株式会社

ジャニスは、創業80年以上の衛生陶器メーカー。便器手前の凹みがない清掃性の高いデザインが人気。ジャニス工業の主力製品スマートクリンは、奥行きが645mmで国内で最小クラスなのでコンパクトなトイレ空間のお宅におすすめ。

ジャパンコーラー株式会社

アメリカの会社。日本製品にはない黒やグレーなどのカラーバリエーションを含む多彩なラインナップが特徴。

アサヒ衛陶

汲み取り式の便器や簡易水洗式トイレで有名なメーカー。高品質で機能性も高く、値段もお手頃で人気があるようです。

ネポン

ネポンのトイレは、”簡易水栓便器”という、下水道への接続や浄化槽の設置を必要としない、いわゆる汲み取り式のトイレに適しています。

メーカーの選び方

初めからメーカーありきで選ぶよりは、どんなトイレにしたいのかどんな機能が必須なのかという点から考えた方がよいかもしれませんね。温水洗浄系の機能の充実が大切だったり、トイレの広さ的にコンパクトであることを重視したかったり、家族が多いので清掃性が何より重要というお宅もあるでしょう。

あるいは多少使い勝手が面倒でもカントリー調のアンティークなデザインにこだわりたいという方もいらっしゃるかもしれません。

現在はインターネットで様々な記事や写真が見られますので、ぜひお気に入りの逸品を探してみてください。

もし特に強いこだわりはない、と言う場合はリフォーム業者さんおすすめの工事費とセットになった機種が大変お得でおすすめです。

トイレリフォームの相場

トイレリフォームの費用は、だいたい本体と工事費込みで提示されていることが多く、その場合は、ウォシュレットに代表される温水洗浄便座付きの商品だとトイレ本体が20万円くらいが相場のようです。工事費込みでしたら20万~30万円といったところでしょうか。

どこのリフォーム業者さんも一押しのトイレは、本体の費用と工事費用をバラバラで支払うよりもお得に設定されていることがほとんど。

先の項で上げた例のように「デザインにこだわってアンティーク調のの便器にしたい!」などの強い希望がある場合は別ですが、まずは各業者さんおすすめの品から選ぶのがお得だと思います。

また以前のトイレ関連の記事でも紹介したのですが、トイレ本体の工事と併せて床と壁のリフォームもやってしまうと、さらにお得になることが多いので、ぜひトイレリフォームの際は床と壁の同時施工に関しても業者さんに相談してみてください。

参考 トイレのリフォームはおまかせください棟梁ドットコム